平成21年6月定例会での一般質問 (要旨) その3
「 宗良瓦窯跡史跡公園 及び 宗良かわらの里展示館 」を、 小学生たちの社会科の 「体験学習の場」 として取り込めないかについて ( 小林 照武 )
質問
宗良瓦窯跡史跡公園 及びかわらの里展示館が、 去る5月10日には 華々しくオープンいたしました。 そして、7世紀中期の先人が遺された文化遺産、 すなわち、豊中町の妙音寺の創建に伴って 瓦の生産を開始されたという瓦窯跡や、 持統天皇が694年に造営した 藤原宮南面の大垣の屋根にも、 その宗良瓦窯での製造瓦が葺かれていた。
等など、数々の貴重な歴史的背景を知るにつけ、 国や県を始め 三豊市が3億8,800万円といった、 莫大な費用を掛けて この地に造り上げた、 当該史跡公園及び 宗良かわらの里展示館事業の意義についても 理解納得が出来ましたし、 観光案内へ向けての ボランティア体制など、 地域の皆さんの盛り上がりを見て、 この事業に期待する 大きな夢を 窺い知ることが出来ました。
しかしながら、 そうした地域の中心的役割を 果たされて来た方々が、 真剣に先行きの心配を されている事がございます。 それは、関係地域の皆さんが、 一通り訪ねられたその後において、 果たしてリピーターの観光客の伸びが どれ位想定出来るだろうかという事でございます。 駐車場の面積は兎も角として、 大型バスの新入道路幅員の 現状などをも含めて、 真剣に心配をしておられました。
そこで提案でございますが、 詫間町には、 旧町時代から引き続いて運営されております 三豊市立の詫間町 「民族資料館」 がございます。 そして、小学生たちの 社会科授業での 体験学習の場として、 毎年2,500名余りの 入館者を招きいれ、 計画性を保持しての 入館対応が図られておりますが、 当該史跡公園及び かわらの里展示館においても、 そうした体験学習の教材としての 運用が図られる道を、 模索されては如何でしょうか お尋ねいたします。
答弁
小林議員さんの、 折角の 「賑わいの観光資源」が 一過性にならない為に、 児童生徒たちの 体験学習としての性格を、 この施設の中に取り入れてはどうか というご提案でございますが、 全く同感でございます。 子供たちは、 展示館で 三豊市や三野町の歴史や、 瓦の歴史学習を行うことが出来ますし、 併せて、実際に瓦づくりの体験をして 当時の人々の苦労とか、 物づくりとしての誇り的なものを 味わうことが出来ると思っております。
そうした意味合いで、 見学だけでなく 体験を加えることによって、 子供達にとっては、 楽しみの多い展示館になると 思っております。 小林議員 ご紹介のように、 近くには 三豊市の詫間町民族資料館や 考古館がございます。 当展示館での利用のあり方を考える時、 教育委員会としても 前々から一般の入館者に加えて、 子供たちが この場所に来て楽しめるような何かを考えております。 例えば、電気釜を購入しての 陶芸づくりも視野に入れております。
と申しますのは、 今回のこの瓦窯の特徴の一つとして、 今まで瓦窯会の皆さんが ボランティアとして、 色んな形で関わって呉れておりましたが、 この体験学習についても、 ご指導ご協力を 頂ける方向で検討をしていく必要があると考えております。 新しく就任された 渡部館長さんも、 四国新聞での抱負の中で 『 時期に応じた 展示物の交換は勿論、 そうした取り組みへの情報発信についても 工夫を凝らして、 何度来ても楽しい展示館になるように努力をしたい。』 と述べておられました。
先程もお話のありましたように、 民族資料館とか 考古館とか ふれあいの里などの、 色んな所と 展示館がラインを結んで、 三豊市の 「賑わいの観光拠点」にする方向でも、 関係部局との検討も進めたいと考えております。 何れにいたしましても、 この掛け替えのない文化遺産を、 子供たちが学習をして 価値があって、 しかも楽しめる。 そういった場所づくりになるよう、 今後とも教育委員会として 努めて参ろうと 思っておりますので、 何分のご指導ご支援のほど よろしくお願いいたします。
画像は、 6月定例会一般質問における 小林照武の質問風景です。
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